IPO フィードフォース(7068)初値予想

IPO フィードフォース(7068)の上場が承認されました。

東証マザーズの小型IPOなので、人気化することが予想されます。

大和証券が主幹事証券会社となっています。

基本データ

会社概要

会社名株式会社フィードフォース
市場東証マザーズ
URLhttps://www.feedforce.jp/
設立2006年3月23日

上場スケジュール

仮条件決定日6月18日(火)
ブックビルディング6月20日(木)~6月26日(水)
当選者発表6月27日(木)
申込期間6月28日(金)~7月3日(水)
上場日7月5日(金)

価格&マーケット

想定価格1,030円
仮条件1,030円~1,150円
公募価格1,150円
吸収金額8億1,000万円
時価総額57億6,000万円

株式関連データ

当選株数

発行済株総数5,593,400株
公募株数650,000株
売出株数30,100株
OA売出101,900株
合計当選株数782,000株

引受証券会社

証券会社株数(株)比率(%)
大和証券株式会社595,600

91.63
株式会社SBI証券6,800



1.05
野村證券株式会社6,800

1.05
エース証券株式会社6,800

1.05
丸三証券株式会社6,800
1.05
マネックス証券株式会社6,800

1.05

東海東京証券株式会社6,800
1.05
エイチ・エス証券株式会社6,800
1.05
みずほ証券株式会社6,800
1.05
合計650,000100

事業内容

当社は「『働く』を豊かにする。~B2B領域でイノベーションを起こし続ける~」というミッションを掲げ、企業の生産性を向上させるサービス・プロダクトづくりを通じて豊かな働き方を実現するべく事業活動を行っておりま す。特に、デジタルマーケティング領域において、データフィード、構造化データ、ID連携といったテクノロジーを駆使し、「企業の持つ情報を適切な形でユーザーに届ける」ことで、企業の成長や課題解決、生産性の向上を支援しています。
当社の事業は、プロフェッショナルサービス事業とSaaS事業の2つの事業セグメントで構成されています。プロフェッショナルサービス事業にて大手を中心とした先進的な顧客のニーズにテイラーメードで対応することで当社としてのノウハウを蓄積し、当該知見をSaaS事業のサービスに適宜組み込んでいくことで幅広い顧客に対して高品質なサービスの提供が可能となっているなど、両事業セグメントは相互補完関係にあります。(目論見書より引用)

フィードフォースでは、プロフェッショナルサービス事業とSaaS事業の2つがメイン事業となっています。

プロフェッショナルサービス事業

大企業を中心に、データフィード(広告などの複数箇所のデータを定期的に更新すること)を活用し、webマーケティングなどのコンサルティング業務がメインになっています。

企業向けに、 データフィード管理のアウトソーシングサービス「DF PLUS」やコンサルティング型広告運用サービス 「Feedmatic」を提供してます。

 

SaaS事業

SaaS事業は、大企業から中小企業までの幅広い法人に対して、アウトソーシングではなく、自社でのマーケティングの運用をサポートするシステムとして、データフィードマーケティングの管理ツールや自動広告配信ツールなどを提供しています。

株主関連データ

ベンチャーキャピタルの保有がなく、ロックアップもかかっています。ストックオプションも軽微であることから、売り圧力はほとんど無いと予想されます。

大株主&ロックアップ

氏名株数(株)比率(%)ロックアップ
合同会社理力2,000,000
37.68
180日
塚田 耕司1,923,600
36.24
180日
トランス・コスモス株式会社527,400
9.94
90日or1.5倍
株式会社マイナビ217,600
4.1
90日or1.5倍
寺嶋 徹120,000
2.26
180日
喜多 宏介83,800
1.58
180日
秋山 勝80,000
1.51
180日
宮城 満英61,600
1.16
180日
西山 真吾41,000
0.77
180日
大西 健太40,000
0.75
-
その他213,200
4.01
-
合計5,308,200
100-

ストックオプション

 株数(株)上場行使(株)行使価格行使期間
第3回5,6000230円2020年3月20日
2027年5月31日
合計5,6000--

業績推移

業績ハイライト

決算期2014年5月2015年5月2016年5月2017年5月2018年5月
売上高260,792
328,842
332,543
486,291
562,148
経常利益11,556
△547
△72,205
△31,168
△28,244
当期純利益9,748
3,922
△42,692
△32,027
△28,868
純資産20,024
23,946
△18,745
83,036
54,168
ROE64.3
17.8



BPS4.595.49△4.3016.80

10.96
EPS2.24

0.90

△9.79△7.11
△5.84

初値予想

7月の単独上場のマザーズの小型IPOなので、第一印象としては、まず公募割れすることは無さそうです。

事業内容については、デジタルマーケティング支援がメインなようで、将来的にはビッグデータを活用したコンサルティングもしていく方針のようです。IoT関連にも比較的近いイメージで、投資家からの評価は高そうです。

また、ベンチャーキャピタルの保有もなく、ロックアップもほとんどにかかっていますので、需給面でも問題無く、また単価が1,030円(想定価格)であることから、かなりの買い注文が集まることが予想されます。

しかし業績を見てみると、3期連続での赤字が目立ち、その代わり売上が倍増しているという訳でもありません。

長期的な成長については、あくまで数字だけ見ると割と不透明な部分が多く、微妙に見えてしまうのですが、売出株数が少ないのをみると、会社的には自信があるのでしょう。

2,000 〜 2,500

最新情報をチェックしよう!