2019年IPOが噂される注目企業ベスト3

注目企業3社は一体どんな会社?

IPO投資をしようとする人は、まずはしっかりとした企業の情報を得ることが大切です。

今回紹介する注目企業3社とは…

1.    USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)

2.     東京メトロ

3.     ビットフライヤー

 

主幹事証券会社はどこに?果たして本当に儲かるのか?

今回は3社の企業情報を含め、今後の展開について解説していきます。

USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)

皆さんもご存知の方が多いと思いますが、大阪市にある「ユニバーサルスタジオジャパン」を運営している会社です。

資本金は50億円で、企業のビジョンでは安全と衛星・地域社会への貢献などを掲げています。
また「チャリティー・ディナーショー」などの寄付活動も活発に行っています。

実はUSJは、2007年に過去東京証券取引所に上場していた時期があります。
しかし2009年には上場廃止となりました。その背後には世界恐慌によって日本の経済状況も悪化し、収益が大きく低下したためと考えられます。

その後、様々なキャラクターの追加や「ハリーポッターエリア」などサービス内容を向上させたことにより、USJの業績はV字回復を果たしました。
現在も入場者数は年々増加しており、2019年には再び上場することが予想されています。

USJが過去にも上場したことがあると説明しましたが、その時の主幹事証券は野村證券でした。
したがって2019年にUSJが上場した場合、主幹事証券は、野村證券である可能性が高いです。

USJは様々なキャラクターとコラボしているため、上場後の株主優待の内容もかなり充実したものになると考えられます。

東京メトロ

鉄道事業とその関連事業を展開している会社です。資本金は581億円で、株主は政府が53.4%、東京都が46.6%を占めています。
また「東京の案内役」として2020年に開催される東京オリンピックへの取り組みも進められています。

以前から上場が期待されていますが、過去の事業の関係もありなかなか上場を果たせませんでした。
2019年の上場の観測がされていますが、それは収益率が格段に高いことが要因でしょう。

2018年の売り上げは4000億円を上回っており、上場後、もし無料乗車券などの株主優待が発表されればさらに人気します。

2019年の上場が現実化すると、東京メトロはかなりの大型株になることが予想されます。
また、東京メトロの格付けは「AA」と格付投資情報センターの高い評価も得ています。

2020年に東京オリンピックが開催されるにあたって、各地でのインフラの整備が必須となるでしょう。
そうなると、東京メトロの事業は、駅周辺開発などで将来的に拡大し、上場後の株価も堅調に推移することが予想できます。

ビットフライヤー

 

仮想通貨交換事業と決済サービス事業、その他ビットコインに関する事業を展開している会社です。

資本金は約41億円で、「miyabi」というビットフライヤー独自のシステムで国際送金などの多様なサービスを実行しています。
また、積水ハウスや三井住友海上と連携した取り組みも行われています。

ビットフライヤーは、2017年の仮想通貨バブルによってかなり注目を集めました。
2018年には上場が期待されていましたが実現ならず。コインチェック問題が影響した可能性もあります。

しかしながら、ビットフライヤーにおけるセキュリティの高さには海外からの好評もあり、2019年にはいよいよ上場が予想されています。
また同社は、国内に多数ある仮想通貨取引所の中で、ビットコインの取扱量ナンバーワンの会社です。

さらに、上場することによって、会社の信頼度が上がるのでビットコインをはじめとする仮想通貨の取引量がさらに増すことが予想できます。
上場による話題性があるので、初値は想像以上に高い株価を記録するかもしれません。

 

テーマパーク銘柄と比較

この3社の中で最も当選確率が高く、初値が期待できるUSJについて東京ディズニーリゾートハウステンボスとの比較をしていきます。

この3社は、日本のテーマパークランキングトップ3なので、USJの今後の流れを把握するにはぴったりの企業でしょう。

銘柄株価収益率(PER)株主優待
USJ 20〜30倍(?)USJ無料入場券(?)
オリエンタルランド
(東京ディズニーリゾート)
46.06倍東京ディズニーランド・シー
無料パスポート券
エイチアイエス
(ハウステンボス)
24.72倍旅行優待券
2,000円相当

東京ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドは、株価収益率(PER)が現時点で46.06倍とかなりの高数値を記録しています。
USJは上記で紹介したように、過去にも上場経験があり、その時の株価収益率は約25倍〜でした。

当時に比べると、収益も大きく増加しており、IPOでは上場後オリエンタルランドに近い数値を記録することも十分予想できます。(出所:https://minkabu.jp/)

最後に

今回は、2019年IPOが噂される注目企業ベスト3を紹介しました。
いずれの企業も、以前から注目はされていたものの、それが現実化することはありませんでした。

しかし、今回紹介した3社は現時点で2019年の上場の可能性が最も高い企業であると考えています。

もし上場が正式に発表されたら、皆さんもこの3社のIPOを狙ってみてはいかがでしょうか。

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